正義のお葬式の歴史の足跡

独特な取り決めと様々な準備と予約

2019年12月10日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

年忌法要は故人の葬儀から何年経過したかにより、行う年が決まり日程は菩提寺側と調整を行います。最初の法要の一周忌は葬儀を行った次の年の、故人が亡くなった同月同日に行います。その後の法要を行う日の取り決めは独特です。

3回忌の場合は回忌数3から1を引く形で行うので、実際には葬儀から2年目にあたる1周忌の翌年が2回忌になります。この取り決めで行っていく場合、8回忌は7年目で12回忌は11年目となります。法要の正式な作法は命日当日に行うことです。

しかし親族の交通事情なども考慮して都合の良い日を決めて週末に行うこともあります。ただ法要日が命日を過ぎないように注意する必要があります。また他の注意点として法要の日程が決まったら出席者の予定を必ず確認します。

法事の形式が食事も合わせたものなら、食事をする場所を手配する必要があります。さらに出席者に渡す手土産の準備も行います。そして移動手段を確保する必要があるのは、法要会場から食事会場までが距離がある場合です。参列する人数によって各自が自家用車での移動か、送迎バスを手配するのか検討します。これらの準備以外にも僧侶に渡すお布施や、ときと場合によっては僧侶のお車代と包む御膳料も考えなければいけません。